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​開創550年を越える古刹

 眼前に浜名湖の広がる当寺は、応仁元年(1467)本寺、浜松市宿蘆寺二代の祖、受信和尚の創建。 享禄二年(1529) 宇津山城主で今川氏親の家臣、朝比奈紀伊守義満により本堂が建立され、以来宇津山城歴代の城主の帰依により寺門興隆。慶安元年(1648)徳川家光より朱印を賜わる。法地開闢は延宝元年(1673)。

 本尊聖観世音菩薩は、大同二年(807) 浜名湖より出現、村民宇津山の中腹に堂宇を設けて観音堂となしたと伝えられ、後にこの観音様を本尊に迎え正太寺が開創された。

 裏山頂上に戦国時代の遺跡宇津山城跡、三方を浜名湖に囲まれた浜名湖霊園、斜面には弘法大師八十八ケ所ミニ霊場があリ、四季を通して素晴らしい環境に恵まれ、訪れる参拝者の心を和ませている。

 弘法大師八十八ヶ所ミニ霊場は、十七代雪英和尚の発願によリ、入出村民総出の奉仕を受け、昭和八年に開場された。 浜名湖を限下に臨み、春は「みやまつつじ」に囲まれて巡拝できる。4月第1日曜日 が大祭。

​ 本堂西側には稲荷殿を設け、荼枳尼真天宇津山稲荷大明神を鎮守様として祀っている。交通安全、家内安全など、各種ご祈祷を受け付ける。12月第3日曜日が大祭。

​ 境内にある観音堂では、三十三観音と地蔵菩薩を祀っている。

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