幸せって何ですか?
お金があること?
たくさんの使用人を召し抱えて、身の回りのことはすべて任せて、社交界にでも出かけて。
それが幸せ?
突然お金がなくなっちゃったら、自分の身の回りのことさえ出来ないあなたは、今日生きていくことすら大変なことになってしまいますよ。
そんな不安定な生活が、本当の幸せ?
自分の足でしっかり立てることは、幸せの最低条件。
お金持ちで裕福もいいけれど、自分の足でしっかり立てなければ、それは砂上の楼閣です。
自分の足で立ち、しっかりと歩む。
いわゆる平凡な日々。
でも、それが幸せの最低条件。
平凡な日々。平凡。
平凡に生きる日々。
けど平凡って、なにが平凡?世間の平均が平凡?
考えてみると難しい。
平凡とは、自然体のこと。
じゃあ自然体になるには、どうすればいいの?
えとね、自然体に必要なものはね・・・
向上心でもなく、努力でもなく、誠実さでもなく。
反対に、怠惰でもなく、不真面目でもなく、手抜きでもなく。
わかりにくい?
生まれたばかりの赤ちゃんを考えてみましょう。
赤ちゃんは、何の勉強もしてないのに、お腹が減ったことが自分で分かるし、痛みも感じることが出来るし。泣くこともできるし、笑うこともできる。人間に必要な最低限の機能はちゃんとものは備えているんです。
すごいことだと思いませんか?赤ちゃんでも、成人した人間と、大して変わらないんですよ。
そしてね。この赤ちゃんの状態こそが、自然体であり、平凡であるのです。
努力をしているわけでもなく、それでいて怠けているわけでもない。
泣くにしても笑うにしても、それはとても素直な感情表現。欲も分別もないんです。
人間は成長するに従って、競争心とか、執着心とか、がんばらなくちゃとか、しっかりしなくちゃだとか、いろんなものを身につけていきます。
でもそうやっていろいろ身につけていくと、いつのまにか欲やら分別がでてきて、自然体を失ってしまうのなのです。
人間は成長すれば必ずそれらを身につけてしまうけど、それは自然体とは全く逆になることなんです。
平凡になる、自然体になる、ということは、自然体であったときの自分を取り戻すこと。つまり、赤ちゃんの時の心を取り戻すこと。
それが出来てようやく、本当に平凡な日々を送ることが出来るんです。大変ですよね。
だから、それが出来た人のことを、「仏様」と敬意を込めて呼ぶのです。
・・・でもそうやって考えると、「仏様」になれそうな気がしませんか?平凡な日々が送れれば仏様だなんて、簡単そうな気がしますよね。
そうなんですよ。
仏様になるのはそんなに難しいことじゃないんですよ。
だから、みんなで仏様になりましょう。平凡な日々を送りましょう。
そして幸せになりましょう。
