組織

 何かしらの組織が、活き活きと発展していくのは、組織が形成されてからの、ほんの短いひとときだけなのかもしれないと、ぼけーっと考えました。


 新しく組織を立ち上げたときや、既存の組織に大手術を加えたとき。

 そういった時は、自分の利害にとらわれることなく、組織の発展のために邁進する人物が登場します。


 彼らが第一線を退くと、急成長した組織を、緩やかな発展軌道に乗せるために、創造者よりは力は劣るものの、安定感のある人物が登場します。


 そして、組織が順調な発展軌道に乗り、第2世代の彼らが退くと、今度は、自分の利害を第一に(もしくは優先順位の高いところに)考える人物が、「多数」登場します。


 結果、彼らが組織を衰退させ、再び新しい組織や、改革が起こります。



 日本の過去の歴史を大雑把にかいつまんで、自分の都合に合うように捉えると、だいたいこんな流れの繰り返しに思えてきます。


 人間を初めとする、すべてのものに「生」と「死」(「始」と「終」)があるように、組織にも「生」と「死」があるのが当然なのかもしれません。


 また、そう考えると、人間に「生」と「死」があるのは、人間を衰退させることなく、絶えず前に進ませるための、巧妙な仕掛けのようにも思えてきます。



 こんなとき、ふと思うんです。


 「誰かの手のひらの上で、ころがされている」


 それがお釈迦様の手のひらの上なら納得も出来るけど、それ以外の何者かだとしたら・・・




 お顔を拝見したいものですね。

制作・著作 宗教法人正太寺