いつもそこにあるもの

 とある理由で、目覚まし時計の位置が変わりました。今まではテレビの上に置いてあったのですが、テーブルの上に移動しました。  この目覚まし時計、私の部屋にある唯一のアナログ時計で、時間を確認するときは常にこの時計を見ていました。
 時計の場所が変わったら、大変なことになりました。時間を確認するときに、まず、テレビの上に視線が動くのです。頭ではもうテレビの上ではなくて、テーブルの上に移動したとわかっていても、つい、視線がそこに行くのです。

 何回も同じことをやって目が疲れたので、時計は元のテレビの上に戻しました。そしたら、気分も落ち着いた・・・

 そこにあるものがない。これはすごく大変なことですね。今まで当然のようにそこにあったものがある日突然なくなる。目覚まし時計ぐらいならいいですけどね、、、怖いです。気をつけましょ。

制作・著作 宗教法人正太寺